iTunes in the Cloud始まりましたね。
設定方法はこちらのサイトさんとかが詳しいので、ご覧ください。
■音楽を無線同期できるし再ダウンロードも無料になる「iTunes in the Cloud」が日本でも開始。詳しく使い方を書いてみた。 | 和洋風◎
http://wayohoo.com/ios/beginners/itunes-in-the-cloud.html
何ができるかと言うと、「iTunes Storeで買った音楽はどのデバイスで買っても全てのデバイスに自動的に同期される」(※各端末で事前設定が必要)ってことです。
また、今回のiTunes in the Cloudスタートに伴って変更した他の点のインパクトが大きいので、列記すると、
- 3G回線経由でiTunesアプリにアクセス可能、そして音源DL可
- 過去iTunesでダウンロードした楽曲がどの端末からももう一度DLできる
- ビットレート256kbpsのすべての音源データがplusに(=DRM外し)
こんなところ。細かくはもっとあると思いますが、ぼくが特に驚いたのはこの3点。
3点共に、数年前まではとても国内の音楽レーベルが首を縦に振るとは思えませんでした。
今回のサービスインに至った交渉は憶測するにすさまじかったと思います。
どちらがいい悪い、その交渉内容の詳細はここで語りませんが。
さて、このエントリー最後に、さっきツイートして我ながらそうだなーと思ったことがあるので、貼りつけておきます。
iTunes in the Cloudのおかげで、データを買うから権利を買うに変化。ということでここ20年ちょいでカセットを買う(劣化しやすい)→CDを買う(音質はいいけどやはり20年ぐらい)→データ(理論上はHDDが逝くまで)→権利(著作隣接権が切れるまで)になったわけ。
— ぴろせさん (@hirosetakahiko) 2月 22, 2012
これからはiTunesでその楽曲を1回でも購入すれば、どのデバイスからも、そして回数に制限なく、遡っていつでもダウンロードができる。
音楽配信は“データを買う”から“権利を買う”という新時代に突入したと言えるでしょう。
※twitter上で「著作権」ではなく「著作隣接権(=原盤権)が適当です!」とアドバイスを頂きました!ツイートを修正できないため、修正はせず、ここに記載させて頂きます。 @sakura299さんありがとうございます!